引っ越しするって意外に大変!事前に知っておきたいポイントやコツ

新しい生活をスタートさせるときに必ずやることになるのが、引っ越すためのこまごまとした準備です。自宅にある衣類や家具、食器などを整理して段ボール箱に詰め込み、不要なものは処分するか中古買取業者に売るなどの作業をすることになりますよね。しかし、今暮らしている場所から全く新しい場所に拠点を移す時には、荷物の整理以上にたくさんの手続きや事前準備が必要なのです。子供の頃に引っ越す時は親が面倒な準備はすべてやってくれますし、進学や就職のために上京する時は寮などに最初は入るので、この場合も荷物の整理中心になるので、自分が主導して引っ越す準備をすることにならないとぴんと来ないかもしれませんね。
引っ越しの事前準備のタイミングは、不動産タイプによって大きく分かれます。もし戸建てに住んでいる人が新居に移る場合は、今住んでいる家を売却して買い手から残代金決済をしてもらう前に引っ越しを完了させなくてはいけません。まず今の住居を売却するとどれくらいの金額になるのか、相場をインターネットなどで調査してから、不動産会社に査定をお願いしましょう。インターネットからでも机上査定を受けることができるので、複数の不動産会社を比較しながら、少しでも売り手に有利な条件を提示してくれるところを探します。机上査定額に満足したら、より正確な金額を出してもらうために訪問査定を受けるのがコツです。この後は、不動産会社と媒介契約を行い、買い手が見つかると不動産売買契約を結ぶことになります。
賃貸物件に住んでいる人は、最初に新しい家を探すことになります。別の賃貸物件にしろ戸建てに引っ越す場合にしろ、実際に現地まで行って下見をするのがコツです。不動産紹介サイトでも3D画像や映像、詳細な文章などが掲載されていますが、その地域での生活感や住むのに良いエリアかどうかは下見しないとわからないものです。ここでいいと思ったら賃貸契約や不動産売買契約をしたり、引越し業者の選定をすることになります。マンションやアパートなどを借りる場合は、初期費用として敷金や礼金などを払うことになるので覚えておきましょう。 最後に引っ越しに関する費用の問題ですが、賃貸よりも戸建てから引っ越す方がお金がかかるイメージを持つ人が多いですが、一概には言えないのが現状です。引っ越し費用は作業時間をベースに考えるのが原則です。荷物の多さや引っ越し先までの距離によってトラックの往復回数は変動しますし、予約を入れる時期が繁盛期だと料金が増額されます。