引越しの際には荷造りを行うことになりますが、やることが多くて何からやって良いか分からない、いつも上手く進められないという悩みを抱えている人は多いはずです。手際良く実施することができなければ、引き取りのタイミングに間に合わない、予定よりもスケジュールが遅くなってしまうという問題を引き起こします。ベストな荷造りと引越しのコツを知っておけば、トラブルなく新居に移ることができるでしょう。

まずは、準備すべきものを揃えておく必要があります。段ボールやクラフトテープ、緩衝材やハサミ以外にも揃えておくべきものはたくさんあり、軍手や工具、油性マーカーやビニール紐、掃除用具を用意しておくべきです。足りないものがあると慌てて買いに行くことになるので、荷造りを始める前までに用意しておくことが大切だと言えます。
次に手順を確認しておくことが大事です。引越す1か月前くらいに不要なものを処分し、家の中をグルーピングしておきます。2週間から3週間前に使用頻度の低いものは梱包を始めておき、同時に冷蔵庫の整理もスタートしておきましょう。数日前になったらほとんどのアイテムを梱包できるはずなので、当日はほとんど作業を行わずに済みます。
荷造りをする際は、ダンボールへ適切に詰める方法も知っておくべきです。食器などの割れやすい素材のものは、新聞紙で1枚ずつ包みます。重ねた状態で全体を包むと、衝撃を受けたときに簡単に割れてしまう可能性があるので危険です。家電はエアパッキンに包み、隙間に緩衝材を詰める方法が一般的ですが、大きなものは布切れなどで覆うケースが多いと言えます。本などの重いものは詰め込むことで底が破れかねないので、無理なく持てる程度にすることが大事です。洋服はシワにならないように大きなダンボールを使用したり、専用衣装ケースを利用することがおすすめだと言えます。詰める際には、新居に移って早い段階で使用するものは1つの箱にまとめておくと、色々なダンボールを開けずに済むでしょう。
基本的には、こういったポイントを意識しておけばスムーズに実施することが可能です。荷造りに必要なツールや手順をリストアップしておき、内容通りに実施していけば問題なく引越しを終えられるでしょう。行き当たりばったりではトラブルを引き起こすことになってもおかしくありません。コツを理解し、適切な方法で引越しの準備を行うことができるようにしておくことが大切だと言えます。