引っ越しの前は不動産とのやり取りや準備などで大変忙しく、手続きなどを忘れてしまいがちです。必要な手続きは不動産からのアドバイスを受けることがあるのですが、引っ越し後においては自分で調べて行わなくてはなりません。手続きが行われないと、その後の生活に響いてしまうものもあるので、手続きのチェックリストを作成し、確実に変更届などを提出するようにします。

知っておきたい手続きの10のポイントの紹介です。
まず、引っ越し後1から2週間の間に行うこととして市役所または区役所に行き、転入届や国民健康保険の住所変更を行い、その日のうちに郵便局にも行き住所の変更届を提出します。運転免許証を持っている場合は、免許更新センターなどで手続きを行ってください。近年では市役所のホームページに住民票や転入届がダウンロードできるようになっているので、あらかじめある程度記入をし、持参するとよりスムーズにやり取りができます。なお転入届は転居日より14日以内に行わなくてはなりません。転居した時に転出証明書が渡されるので、印鑑や年金手帳、自分の身分を証明するものと共に持っていくようにします。
意外と忘れてしまうのが自動車やバイクの登録変更や犬を飼っている場合は登録手続きとなります。自動車やバイクの登録変更はその種類によって異なっており、普通自動車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会、バイクは市区町村役場となっています。車検証の変更届は引っ越しをしてから15日以内と決まっているため、免許を変更するのと同時に行っておくと忘れなくて済みます。また犬も変更届が必要であり、市区町村に犬を飼っていることを登録しなくてはなりません。なおこのようなことは犬だけであり、猫やハムスターなどは変更届を提出する必要はありません。犬の場合は転入から30日以内と決まっているので忘れないようにしてください。
10のチェックリストとしては、市区町村で転入届、印鑑登録の手続き、国民年金や国民健康保険の住所変更、犬の住所変更手続きを行います。これらはすべて14日以内に行ってしまうと忘れません。その後、運転免許センターや警察に行き運転免許の住所変更手続きを行い、陸運局で自動車の変更をします。電気や水道、ガスは転居する際に不動産会社からどこのものを使用するのか聞くことができるので、あらかじめ企業のホームページを確認し、インターネットや電話で手続きできるようであればすぐに行うようにします。